2020-10

草原のチャド

草原のチャド2-5.あとがき

草原のチャドをお読みいただいてありがとうございました。ブログ版チャドの旅は将来の伴侶らしき女の子との出会いをもって終わりますが、改定の後、AMAZON kindleの電子書籍として出版します。そちらもお楽しみいただければ幸いです。
草原のチャド

草原のチャド2-4.最終話ー出会い

最初に目に入ったのは岩のようにごつごつした肌だった。長いしっぽ伸びる重そうな胴体の両側に前足後ろ足。自分よりもずっとずっと大きなその姿はぎょっとするほど恐ろし気だった。そして、その口には、女の子のしっぽが咥えられていた。
草原のチャド

草原のチャド2-3.発熱

川は大きく蛇行を繰り返し、先が見えなかった。途中餌の確保が難しく、チャドは草原を流れる川岸を進んでは森に戻るという日々を繰り返した。時々大きな動物が水を飲みにやってくる。相手はチャドのことなど気にもしないが、こちらはおっかなびっくり。
草原のチャド

草原のチャド2-2.出発

皆が寝静まったのを見計らって、チャドはゆっくり身体を起こした。丸い月の夜を選んでの行動開始だった。何せ、夜動くなら明るくなければ話にならない。山から見た、湖に続く川に行くには、他所の縄張りを大きく越えていかなければならない。
草原のチャド

草原のチャド2-1.決意

口の中に果実の甘い汁が広がる。自分達の縄張りに到着して、チャドはほっと一息入れた。山に登るのも降りるのも初めての経験だった。その上、帰り道はずっと追手の影が付きまとい、食事はもちろん、おちおち水を飲んでもいられなかったのだ。
棚田の恋

棚田の恋1-5.転機

翌日から良太は米農家について調べるようになった。すると米農家の後を継ぐ人が減っていて、耕作放棄地が増えていることがわかった。跡継ぎがいないのは米農家に限ったことではなく、野菜や果樹の農家でも同じように人が減っているようだった。