2021-07

離され島冒険記第二部「大陸へ」

離され島冒険記第二部「大陸へ」4-2.

月明りに照らされた船上、船長の表情が見るみる強張っていくのがはっきり見て取れた。額に浮かぶ汗。微かに震える肩。リキはまずガリとポンチョの所に行った。 「よ、ご苦労さん」
離され島冒険記第二部「大陸へ」

離され島冒険記第二部「大陸へ」4-1.

剣を構える船長と兵を前にして血が躍り、興奮のために熱を持った肌。それが河面を渡る風に冷やされて、徐々に落ち着いていくのをソウは感じていた。
離され島冒険記第二部「大陸へ」

離され島冒険記第二部「大陸へ」3-9.

ケンの次の手は決まっていた。いや、決まっているはずだ。ここで右上隅に手をいれないでいると、そこにある石が死んでしまう。それはつまり、最初の一手を否定することになるのだ。そうなれば、右上の広大な場所が丸々クレの陣地となってしまう。
離され島冒険記第二部「大陸へ」

離され島冒険記第二部「大陸へ」3-8.

「リキはどうした」 ポンチョの脇に佇む影が尋ねるように言った。 「もうすぐ来るさ」