PROJECT BABEL

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オリジナル小説「PROJECT BABEL」

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PROJECT BABEL a-7 完

「An-225 ムリーヤ?かつての世界最大の輸送機か。翼幅はいくつだ?」 デイヴィットが落ち着いた声で質問する。 「88.4mです」
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PROJECT BABEL a-6

「思っていたより匂いが無いな。国際宇宙ステーション内は恐ろしく臭いと子供の頃に聞いた覚えがあるんだが」 ヘルメットを外してしばしの間周囲を見渡した後、ヘンリーが言った。
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PROJECT BABEL a-5

「君達のお陰だよ。ありがとう」 地上への落下防止策としてアンカーを設置。アンカー用の筒一つを宇宙へ輸送することによって5万ドルの売り上げになるというデイヴィッドの魔法のような営業手法。そのことによって、売り上げが発生した。
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PROJECT BABEL a-4

一号エレベータが定位置に到着してすぐ、設備が徐々に落下していることがわかった。急遽、会議が行われてアンカー設置が決まった。
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PROJECT BABEL a-3

「エレベータ用テザー接続部は、間もなくセカンドエレベータに到着する。乗員は速やかに昇降装置に設置できるように準備せよ」 デイヴィッドの声がスピーカーから流れてきた。
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PROJECT BABEL a-2

「宇宙エレベータは60秒後にGRAND FACILITY通過、テザー先端部遅れ111.64キロ、プラス15秒でGFA上空到着」 「了解」 地上にいるヨーコと飛行士アキラが頻繁に交信している。
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PROJECT BABEL a-1

たった1キログラムの物を運ぶために1万ドルの費用がかかる。それがロケットによる宇宙開発である。宇宙ステーションから紐を吊り下げて地上から物資を引き揚げる宇宙エレベータが完成すれば、その費用は1/100。宇宙はぐっと近くなる。